最近思っていることを書きますね。
LD(学習障害)のお子さんについてです。
学校不適応として不登校になりやすいのは
LDの子どもたちです。
ラボ子
でも残念ながら学校現場で
純粋なLDの子どもの
名前があがってくることは
まずありません。
純粋なLDの子どもの
名前があがってくることは
まずありません。
というのは、純粋にLDだけの子どもは
人様に迷惑をかけないからです。
つまり行動上の問題がないのです。
お勉強が苦手な子とか、
テストができない子と同じように
思われてしまっています。
つまり低学力層と一緒にされているのです。
でも、これがAD/HDのように
多動や衝動性で問題行動が目立つ子ならば
まあ、間違いなく名前があがりますね。
先生もしっかり気にかけてくれます。
校内支援もスタートするでしょう。
LDの子は不登校になって
ようやく名前があがる
・・・みたいなことが多いのです。
つまり彼らは放っておかれがちな子どもたちなのです。
学校の勉強には、
必ず読み書きを必要とするので
読み書きに問題を持っているLDの子どもたちの劣等感は
すさまじいものがあります。
それで学校不適応を起こしてしまうのです。
早い時期に気が付いてあげて
コンプレックスの塊になる前に
支えることが
実はものすごく大切なのです。
・学習方法はひとつではないことを伝え
・学習のやりかたを変えてみる、
・子どもに合わせた目標設定にしてやる、
・理解や記憶はその子の認知特性に合わせる
などが、
LDのお子さんへの
学習指導の基本となります。
つまり
二次的な不適応の予防を念頭に
子どもに合わせた指導の工夫をすることが
LDの子どもたちには
兎にも角にも大切なポイントかな思います。