【お金のトラブルが多いのが軽度の知的障害の方】というお話を聞きました。
軽度の知的障害の方のお金のトラブルはとにかく多いそうです。ある程度コミュニケーションが取れることと外で働いている人が多いからでしょうか。
事例①断るのが苦手な人が多いのでお金の貸し借りで返してもらえない
事例②すぐに信じてしまうので悪徳商法に騙されやすい
事例③「彼女ができた」と思っていたら口座からお金を引き出させて全部もらっていた女詐欺師。
事例③をもっと詳しく書くと、実は彼は600万円ほど取られたそうです。ATMの防犯カメラには彼自身が引き出している映像があって彼自身が引き出していることが立証されました。
この事件は彼が自分自身でお金を彼女に渡しているので立件しにくいそうです。理由は彼が自分の意志でこの行為を自ら行っているからだそうです。
ラボ子
ひどい話。女詐欺師は巧妙な手口を使うんだな!
つまり「お金を残せばいいのか」という問いにはNO!ということなんですね。
貯め方より使い方のほうがもっと大切であるということです。
1億残しても変な詐欺師に取られたら終わり。だからむしろ生活を支える仕組みを準備することが大切ということでした。
まずは書き出してみることが大切だそうです。
漠然とした不安がある不安を「見える化」するサーチ→「具体的な課題」になる→知識・情報を得る→前向きに取り組める
という流れを作ることが大事なんですとなんどもおっしゃっていました。