過去記事になりますが、第11回ホッとタイム☆しゃべりばの報告をします
台風で交通事情も不安な中、遠方からの方も含めて誰一人キャンセルがなく全員参加してくださったことに心から感謝します。前半は「就労支援の実際と今後の方向性」というテーマでの情報提供、後半はそれを受けてのディスカッションをしました。
今日はお忙しい中、宝塚市の障害者就業・生活支援センターあとむの竹内誠所長も来てくださっていたことで、就労支援の最前線のお話をたくさんいただくことができました。
【ディスカッションの一部 紹介】
・障害が軽度ゆえに、通常級にも支援級にも居場所がないと感じる。
・仕事柄小学生と付き合うことが多いが、成人後も見据えた上で関わらないといけないと思って来た。
・療育については色々知識が増えたが、就労に関しては知識がない。
・市の学童保育は発達障害の子は6年生までOKだが課題も多い。
・今与えられている社会資源をどう使うかは大事。
・理想を語るのも大事だが、社会両輪的に考えていくこと。今どうしたらいいか。
未来はどうなったらいいか。そしてそれが自分の近くにあるのか。
・8時間勤務が無理でも、4時間ずつ2人というのならば働ける。
・支援学校で今どき授業で陶芸・木工・・・て将来はどうするんだと思う。パソコンこそ必要ではないか。
・情報が届かない。
・自立っていったいなんだろうか。一人暮らしができることだけが自立だろうか。
・相談支援事業所の相談支援専門員のレベルに差がありすぎ。
・学校と福祉の連携は30年遅れている。
・〇〇市は遅れている・△△市はしっかりしている・最近すごく良くなっているのが◇◇市
という情報交換
・わざわざ特例子会社を作らず、みなで一緒に働くという方針の会社もある。インクルーシブ雇用。USJは規模が大きいのでそれができているというところもある。
・自立の意味をもっと柔軟に考えていく必要がある。一人暮らしのみが自立ではない。
・自立の住まいとしてグループホームという方法もある。
・これでなきゃダメという自立はない。
・転職はステップアップと思って前向きに。
・いよいよなら生活保護があることを忘れずに。
・職業訓練校(1年)も人気だが、11週間訓練の職業センターもなかなかいいと思う。
竹内所長の『「いつでも、何回でも!」という視点が大事です。リカバリー・リバースです。』ということばが心に残りました。
就ポツさんに卒業後の生活支援をなんでもかんでも期待し過ぎなのか・・・・・・と思っていましたが、たくさんのお話を聞いてやっぱり就ポツさんの存在はどこまでも必要ですしその実績は偉大でした!