なかなか言語化できない不安の高い子どもたちには、そのときの出来事を快・不快で表現してもらいましょう。最初は嬉しかったことと嫌だったこととを支援者と一緒に分けていく作業をするだけでもいいです。その作業によって子どもは気持ちの整理・状況の整理ができます。
そうやって、快・不快を表現しているうちに子どもは徐々に言語化できるようになります。
一緒に気持ちを整理していくなかで支援者の側は
・どのような考えをしているか
・どのような行動をしているか
・どのような感情を感じているか
・どのような変化が身体に現れているか
の視点も忘れずチェックしておきます。
地味なようですがこの積み重ねが一番オーソドックスな方法です。最も失敗がない方法であり子どもの気持ちが晴れていく方法だと思います。