2022年3月13日(日)に行われたホッとタイム☆しゃべりば「特別支援教育の現在・過去・未来」の報告です。
色々なご意見が出ました。公開できる範囲でプライバシーに配慮しながら共有します。
市によって対応がまちまち。差があり過ぎる。
無理に参加させようとして不登校につながったケースもある。
不登校に関してどういうスタンスなのか。インクルーシブとはただ学級に混ぜておけばいいと考えているのではないか。
先生に遠慮してなかなか本音が言えないです(保護者)。
先生たちが異動してしまうと教育実践が続かない。
本人のやりたいという気持ちを大切に考えてくれている小学校もある。
毎年毎年、来年どんな先生になるのかドキドキする(保護者)。教育を「つなぐ」というのが課題でもある。
支援級の生徒が多くて先生もたくさんいる。けれども先生の数が多いだけという印象もある。
教育機会確保法の存在を知らない先生が多い。だから学校は行くべきものだと考えているし、不登校の存在を認めようとはしない。
学校側が不登校生徒に十分対応できていないと思う(保護者)。👈「不登校支援員はいないのですか?週15時間(来年度は10時間)学校に来ているはずのでなんとかそれもうまく使ってください。」(教員)
理解のある管理職だったときには特別支援教育に必要な品物は備品として購入して準備して迎えてくださったいい経験がある。そのときは学校に元気に行くことができた。
先生の指導がうまいと、子どもたち同士の関係を自然にうまく作ってくださる。
担任さんの負担が重いと同時に、担任が頑張り過ぎ。校長ー保護者ー養護教諭―担任の連携は必要。
医療ー福祉ー教育の連携も必要では?
まわりの子どもを育てる。子ども同士の支援が大切。(👈これが「関係支援」)
タブレット学習など、こどものできる学習をさせてもらえないだろうか(保護者)👈すでにやっている市はありますよ(教員)👈こういうのは個別でやらずに国や市町村単位でやれば無駄も少なく効率がいいと思う
(一斉授業だけではなく)学校に行けない子どもたちのためにも、オンライン学習等、静かな学習環境を整えるのはできませんか。
生徒指導ふれあい相談員というのが市に5名いる。週に10時間活用できる。👈この制度を知られていないこと自体が課題
終了は3時半の予定でしたが、議論が白熱し4時近くまで熱く語り合う貴重な意見の交換会になりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
これらの意見を明日からの実践や教育活動に生かしていきつつ、この貴重なご意見の数々を広く社会に伝えていきたいと思います。