今日は、「ひきこもりとは?~8050問題について考えよう~」という講座に行ってきました。講師は岡崎剛先生でした。
今日から講座で学んだことを少しずつですがフィードバックしていきたいと思います。
個人の問題なのか?家族の問題なのか?社会の問題なのか?
平成の若者100人の村があったとします。高校に100人入学しました。
さてこのうち何人中退するでしょう?
8%が中退するそうなので8人です。だから92人卒業です。
このうち進路未決定で卒業する子は何人でしょう。
進学や就職からはみ出てしまう子は残り92人のうち11人いるそうです。
進学や就職する子は92-11=81人ですね。
このうち41人は大学に行きますがそのうち4人は中退するそうです。
専門学校に行く25人のうち2人はやめてしまうそうです。
高卒で就職できた15人も3年以内に7人やめてしまうそうです。
大学や専門学校に進学した60人のうち卒業時に進路未決定の子が14人、
無事就職できた子も3年以内に14人辞めているそうです。
つまり平成の若者100人の村では
全くのストレートの子は40人しかいないのです。
これは静岡大学の津富先生の研究からのデータです。
7・5・3の法則ってご存知ですか?
3年以内に離職する人は
中卒7割・高卒5割・大卒3割です。
これは時代が変わっても同じ割合だそうです。
つまり昭和の生き方、つまり学校を卒業して会社に入って
定年までそこで働く・・・といった生き方ができる人は実はほんの一握りなのが今の時代なのです。
ひきこもりはある意味時代の影響を強く受けるので、昔の価値観で子供を導こうとしてうまくいかない事例はたくさんあります。
明日に続きます。